【シンガポール】深夜着フライトではお酒が買えない?!到着初日に困らない方法を教えます!

深夜フライトでやっと着いたシンガポール。ホテルでゆっくりビールを飲んでくつろぎたいですね。でもここで問題が!シンガポールでは深夜は酒類の販売が禁止されているんです!

22時30分を過ぎると、コンビニやスーパーでは酒類を売ってもらえません。困った…。

そこで!この記事ではビール難民にならない方法をお伝えします!

酒類の販売は22時30分から翌朝7時まで禁止

シンガポールの法律で、2230分から翌朝7時までは、コンビニやスーパーなどの公共の場での酒類の販売が禁止されています。さらには公共の場、つまり屋外で酒類を飲むのも禁止。深夜に外を歩きながら缶ビールをプッシュ!プハーうまい!なんてやってしまうと、日本人でも逮捕されて罰金S$1,000!!日本では缶ビール片手のほろ酔いおじさんを見かけたりしますが、シンガポールではご法度です。

写真はセブンイレブンのショーケースに貼ってあるものです。”法律でPM10:30〜AM7:00まではアルコール販売禁止”と書いてあります。

もちろん許可を得ているレストランやバーでは酒類の販売はOKなので飲むことができます。また、公共の場以外の場所となるホテルの部屋や自宅などで飲むことは問題ありません

夕方の出発フライトではビールが買えない?

問題なのは、日本を夕方に出発するフライトです。シンガポール到着が深夜12時前後のため、ホテルに着いてから近くのコンビニでビールを買おうとしても、酒類の販売は禁止されているので買うことができません。

シャワーを浴びて部屋でくつろぎながらちょこっと一口飲みたいので、ホテルのバーやレストランに行くほどでもない。それに外で飲むのは高い!。最近は部屋にミニバーがないホテルも多いし、軽く缶ビールが1本あればいいくらいなんだけど…どうしよう?というシチュエーションに陥る酒好きの方、意外と多いかなと思います。

シンガポール到着後に空港の免税店で購入!しかも最安!

解決策はズバリ、「シンガポールのチャンギ空港に到着したら空港の免税店で購入する」です!

空港の免税店は24時間営業。どの時間に到着しても購入が可能です。しかも免税なので入国してから買うよりも安い!

チャンギ空港は到着の時も、出国時と同じ免税店が並ぶエリアを通ります。そこの免税店で購入する、のではなく、イミグレーションで入国審査を受けたすぐ後にある”DFS Wines & Spirits”がオススメです!入国審査後の荷物受け取りのターンテーブルが並ぶ直前にあり、いやでも店の前を通るので見逃すことはありません。

入国審査後ですが免税価格で購入ができてしかも24時間営業。荷物の待ち時間にサクッと、荷物を受け取ってからでもゆっくり購入ができます。

ここがT2(ターミナル2)の入国審査を通過した後のDFSです。T1とT3の各ターミナルも同じ作りです。

ビールだけではなくリキュールやウイスキー、ワインそして日本酒(高い)も販売しています。

免税店はどれくらい安いの?

シンガポールのビールといえばタイガービール。私たちも大好きでシンガポールではタイガービールばかり飲んでます。今回免税店で購入した金額は3本パックがS$6.1(1本あたりでは約S$2=160円前後!)。

空港の価格を市内でよく見かける6本パックに換算するとS$12.2です。入国後に複数のスーパーで確認してみましたが、だいたい6本パックでS$16.4でしたので、S$4もお得になります!

写真はオーチャードのパラゴンにあるマーケットプレイスです。高島屋のフェアプライスでも同じ値段でした。

コンビニ(セブンイレブン)に至ってはS$18.2。やはり税金がかからない分だけ免税店が一番安いですね。

シンガポールに持込みできる量に注意

免税店での購入は、国外からシンガポール国内に免税で持ち込みすることになるため、購入できるお酒の量には制限があります。2019年4月から基準が変更になって、お酒の種類毎の組み合わせが合計2リットルになっています。免税店で購入する場合は、この組み合わせで2リットル以内までしか販売してくれません。

お店のスタッフが量を確認してくれるのでよくわからなくても大丈夫ですが、目安としてタイガービールだと6です。おや?350ml缶6本は2リットル超えるのでは?感のいい方はおかしいと思いますね。実はタイガービールの缶は320mlなのです。日本の350mlよりちょっと小ぶり。空港の免税店では3本パックで販売しています。3本パック2つでちょうど免税範囲内。うまく免税範囲になる数量ですね。ちなみにワインのフルボトルは3本だと2リットルの限度を超えてしまいます。

なお、免税範囲は18歳以上1人当たりの適用なので、複数人いれば購入限度が増える計算になります。

また、免税範囲は免税店での購入を含む国外からの持ち込み量の合計です。日本から酒類を持ってきた場合は、免税店で購入した分と合算して計算するので注意してください。その場合は税関で正しく申告してくださいね。

免税店ではパスポートが必要

空港内の免税店で買い物をしたことがある方ならご存知ですが、免税店での購入時にはパスポートが必要です。また、2リットルの免税範囲の量は大人1人(シンガポールでは18歳以上で酒類の購入が可能)につきなので、タイガービール6本を超えて購入する場合は大人2人以上で購入する必要があります。でも6本あれば、4泊5日くらいの滞在中の寝酒に毎晩1本飲めて十分とは思います(笑)。

ビール好き(お酒好き)の方で、寝酒がマストなそこのあなた!真夜中のシンガポールでビール難民にならないよう、空港での購入を忘れないようにしてくださいね!

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