ベルギービールウィークエンド2018は名古屋からスタート!
4月から9月まで、約半年をかけて全国を回るベルギービールウィークエンド。ベルギービールのイベントでは日本最大の規模と種類数を揃え、野外で気軽に参加できるということもあってから、ベルギービールマニアから初心者の方まで多くのファンが集います。(公式WEB SITEはこちら)
2018年は4月25日、名古屋の久屋大通り公園会場からスタート!まずはスターターセットを受付で購入し、グラス・リストバンド・コイン×11枚をGETします。また、このセットと共に会場で配られるパンフレットには、ベルギービールウィークエンドで出品されるビールが網羅されており、それぞれどこの会場でなら飲めるのかがマークされています。筆者は今年で参加し始めて5年が経ち、主な参加会場は例年横浜と東京なのですが、パンフレットを眺める度に思うことがあるのです。名古屋でしか飲めないビールが多くない…?
ということで、今回はずっと気になっていた名古屋会場にも参加!レポはもちろん後日UP予定ですが、参加前に名古屋会場で飲むことできるビールの中で気になるものをピックアップしました!初心者の方やどのビールを飲めばいいのか多すぎてお迷いの方も、ぜひ参考にしてください。
まずは喉を潤して!ホワイトビール&フルーツビール
爽やかな気候が外にいるだけで気分を明るくしてくれる5月。まずは喉越し軽やかなホワイトビール&フルーツビールで喉を潤して「よし飲むぞー!」とスイッチをオン!定番の爽やかさをお求めの方はヒューガルデンかヴェデット・エクストラ・ホワイトをどうぞ。以下は個人的に序盤に飲みたい&気になる軽めのビールたちです。
一度は飲んでほしい!魅惑の透明感グリゼット・フリュイ・デ・ボワ
コイン3枚 – ホワイトビールをベースに4種のベリー系果汁がブレンドされたフルーツビール。Fruit des bois = 森の果実 と題される通り、赤や紫の果実を摘み歩くうちに森の中へ迷い込んで行くような感覚を覚えます。危ういくらいの透明感、ベリーの酸味と甘みの絶妙なハーモニーが口いっぱいに広がります。
初めて飲んだ時の衝撃は忘れられません!小鳥がクローバーから顔を出すマークも可愛い、同じラインのホワイトビール、グリゼット・ブロンシュもおいしいのですが、専門店でも見かけることの少ないフリュイ・デ・ボワをぜひ一度騙されたと思って飲んでみてほしい!わたしは飲みます!
パクチー好きには堪らない?日本初輸入のサン・ニトゥーシュ・ブラン
コイン3枚 – ラムちゃんを彷彿とさせる小悪魔の絵が可愛いラベルのサン・ニトゥーシュ・ブラン。コリアンダー(=パクチー)シードの風味が強く現れたキレのあるビールだそうです。
ホワイトビールの中でも群を抜く辛口ビールということで、意外と飲み疲れしてきた中盤に口直してきにいただくのもいいかもしれません。
いつも乾杯はビール以外の泡!という方は、この次のロゼワインビールもぜひ乾杯の候補にいれてください!
ワイン好きのあなたにオススメなビールをセレクト!
実は日本のビールは炭酸が強すぎて最初は苦手だった…という方や普段飲む機会が多いのはワインという方でもおいしく楽しめるブランドが、ベルギービールにはたくさんあります。
まずはこちら!
ブルゴーニュのワインメーカーとのコラボで生まれた25,000本限定のシャトー・ディシュフ・ロゼ
小人のラベルのベルギービール定番ブランドラ・シュフの麦汁とドメーヌ・ピネレのブドウ果汁をMIXして作られた食前専用のビール。美しいピンク色、繊細な泡が立ち上がるビジュアルは、まさにロゼワインそのもの。
日替わり&売り切れたら終了のブティック限定商品ですから、お目当ての方は会場に着いたらまずブティックへ!いきなりコイン5枚を消費させるなかなかの強者ですが、製造本数25,000本というなら飲まずにはいられません!
香りを楽しみたい人やフレグランス好きな女性向けコメディー・ヴァイオレット
コイン4枚 – ベルギービールウィークエンドでは日替わり&売り切れたら終了のビールが並んだ「ブティック」というエリアがあるのですが、そこで出逢ったら飲みたいのがこちらのコメディー・ヴァイオレット。アルコール度数も4.9%と軽めなので、後のことを考えずに気軽にチャレンジできますね!
口に含むと、スミレの香りを伴った甘みが広がり、酸味とポップの苦味がスッキリとした後味へと導いてくれます。
スミレの花の香りのするワインはよくありますが、スミレの香りがするビールには出逢ったことがない…!のでとっても飲んでみたいビールのひとつです。もちろん香料でスミレ香を出しているのではなく、実際に香り付けにスミレの花を使っているようなのでますます気になります!
高貴で華やかな香りとワインのような味わいにうっとり グーデン・カロルス・クラシック
ベルギービール好きの方なら一度は飲んだことがあるであろうグーデン・カロルス・クラシック。赤みを帯びた美しい色合い、芳しく高貴な花束を抱くような香り、口いっぱいに広がる華やかな味わいが大変魅力的なベルギービールです。
普段はワイン派の方でも素直に美味しい!と思えるような豊かな香りと味の要素が詰まっています。
また、同じく名古屋会場で飲めるグーデン・カロルス・クラシックの姉妹品グーデン・カロルス・インペリアル・ダークは更にワインのような深みのある味わいで、BBW2018のアプリでもこのように紹介されています。
洗練された味と複雑なアロマの融和が特徴です。ワインのように何年も寝かせて飲むのに最適なビールです。
日本初上陸や限定醸造のスペシャルビール
BBW2018でしか飲めないスペシャルビールやめったに飲めない限定醸造など「レア」なベルギービールをピックアップ!
日本限定!マルール初のアンバービール”マルール・ロッサ”
うふ、うふ、うふふふふ…とマルール好きなら気持ち悪い笑みを湛えずにはいられないマルールブランドの特別ビール、マルール・ロッサ。ルビーのような美しい赤色の見た目のまま、ロッサとはイタリア語で女性名詞につく”赤”という形容詞。
輸入元(株)きんきとマルール公式アンバサダーであるカフェ・メゾン・ド・Kが発案者で、日本のマルールラヴァーに向けた日本限定醸造のビールで2018年4月に封切したばかり。これは試さずにはいられません!他のマルールシリーズに比べ、アルコール度数も7%とマルールのコクのある味わいに爽やかさもプラスされた飲みやすさも売りのようです。
ちなみに私はマルール10が大好きです。
日本初上陸!苦味好きなあなたに!フードフレンドリーなラロガント
IBU(=国際苦味単位/日本のピルスナービールは20前後なことが多い)45というIPAに近い高めの設定ながら、3種のホップを使用することで柔らかな苦味とユニークなフルーツのアロマを持つゴールデン・エール。BBW2018アプリによると料理との相性がいいそうなので、これはぜひフリッツと楽しみたいですね。
また同じ醸造所のラロガント・スタウティッシュはラロガントと同じく3種のホップに加え、5種のモルトとオーツ麦を使用し醸造。コーヒーやダークチョコレートの風味を楽しめます。(色付き部分は公式WEBより和訳) こちらは、日本のビールと同じ5.5%に抑えられているので、ラロガントが気になるけどIPA系は苦手という方はこちらから試してみるといいかもしれません。
まだまだ気になるビールはあるのですが、いよいよ参戦日が明日に迫ったので寝ます!また別記事でUPします実際飲んでみたレポをお待ちください!