DISARONNO – 誰もが知る画家の弟子のとある恋から生まれたリキュール「アマレット」を紐解く

前置き

先月人生で初めてインフルエンザにかかった私ですが、本当につらくて、考える余裕も仕事をする気力もなくふらふらネットの海を徘徊していたところ、「モニプラ」さんというサイトに出逢い、アマレットリキュールのモニターに応募してみたところ見事当選!
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旅行やお酒、クラシック音楽や美術館巡りのことを雑多に書いていこうと思い始めた「わたしのよもやま話」。スローペースな更新ですが9か月が経ち、振り返ってみればなんだかお酒の記事ばかり目に付くようになりました(笑)。普段はレポート的な記事ばかりですが、今回は少し趣向を変えて、応募動機に書いた思い出も交えつつ、アマレットリキュールブランドの代表格、DISARONNO(ディサローノ)の歴史について紐解いてゆきたいと思います。

DISARONNOの歴史

DISARONNOの歴史は、アマレットリキュールそのものの歴史といっても過言ではありません。

レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子の恋が生んだ「アマレット」

今や知らない人はいないであろうレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が飾られ、世界遺産にも登録されているミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。イタリア・ルネサンス絵画の最盛期でもある1525年、この教会の壁画を描きにやってきたベルナルディーノ・ルイーニという画家がいました。

出典:Wikipedia

彼の生涯についての文献は少ないようですが、レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子として多大な影響を受け、実際、彼の絵がレオナルド・ダ・ヴィンチの絵とみなされてきたこともしばしばあるようです。完成したフレスコ画は今日でも教会に飾られ、その他の残された様々な作品は、ロンドンのナショナルギャラリーやエルミタージュ美術館、プラド美術館など世界の美術館で見ることができます。

ベルナルディーノ・ルイーニが、このフレスコ画に描く聖マリアのモデルとして選んだ女性が、アマレットリキュールの生みの親である若く美しい宿屋の女主人でした。二人は恋に落ち、また自分をモデルに素晴らしい絵を描き上げてくれた彼に対して、彼女は特別な贈り物を用意します。それが繊細でハーブのような香りを持ち、甘くほろ苦い、恋の一番美しい瞬間を切り取って閉じ込めたような味のする「アマレット」の始まりだったのです。

1600年 女主人のレシピが発見される

ロマンチックな誕生ストーリーを秘めたこのレシピが、再び発見されたのは、1600年。この頃、イタリアの家庭では自家消費用のアルコールや消毒液を蒸留するのがごく一般的に行われていました。レイナ家もそんなイタリアの一般家庭に属しましたが、このレシピを発見してからというもの、代々極秘に「アマレット」のレシピを守り続けます。

20世紀初頭 サロンノ村でついにディサローノが発売開始

そして1900年代初頭、ドミニコ・レイナがサロンの村でついに工場と店舗を稼働し、アマレットを世に売り始めます。これがサロンノ村のアマレット、つまり、AMARETTO DI SARONNOという名前の由来です。

今では世界中のファッショニスタから愛されるアマレット

一つの恋から始まったアマレットですが、今やディサローノの目をみはるブランディング力は世界中のファッショニスタからも愛され、オシャレなデザインのLIMITED EDITIONや、より時代にマッチしたアマレットを使った様々なカクテルのレシピも生み出されています。

出典:DISARONNO 公式ホームページより(英語)

昼下がりに楽しむなら、アマレット・ジンジャーがオススメ

実はわたし、初めて口にしたカクテルが、カシオレでもカルーア・ミルクでもなくアマレット・ジンジャーでした。甘いものが得意ではなく、かといって辛い味のお酒も飲めず、まだ飲み始めで梅酒ばかり舐めていたころ、ある男性が食後酒に頼んでくれたのがアマレット・ジンジャー(アマレットのジンジャーエール割)だったのです。

ろうそくの明かりの中で、琥珀色の液体がロックグラスで小さな泡を立てている様子は、なんだか自分が大人の恋を描いた映画の中の登場人物のように思えたことを覚えています。

杏仁豆腐のような味と香りと表現されることが多いですが、本当にその通りで、それに加えてアーモンドの花やハーブのような薬膳的な香りもします。

わたしのオススメの飲み方はアマレットを辛口のジンジャーエールで割ったアマレット・ジンジャー

辛口のジンジャーエールで割るのがオススメ。

ウィルキンソンのドライジンジャーエールなら、カルディで80円くらいで売っています。昼下がりにすっきりしたい時や、気分転換にちょうどよい濃さなのです。

一般的と思っていたんですが、世間ではオレンジジュースやミルクで割るレシピのほうが知名度が高いようです。また、ウィスキーをアマレットで割ったゴッド・ファーザーも有名ですね。度数の強いものがお好きな方で甘いものも好き!という方にはゴッド・ファーザーもおすすめです。こちらは夜に飲みたい。

また、アマレットをそのままロックで飲むと、プリンのカラメルのような、砂糖が焦げて生まれるほろ苦さの奥にバニラカスタードの甘みが広がります。甘いものがお好きな方はバニラアイスにかけてもおいしいですし、洋酒がたっぷり使われた洋菓子なんかとも相性がよいです。

別の日にはハーブスのストロベリー・ミルフィーユと紅茶にアマレットを垂らしていただきました。至福。ハーブスはまさしく洋酒たっぷりのケーキが並んでいるので、ぜいたく気分に浸りたいときはこの組み合わせは最強です。アマレットの香りが強いので、紅茶はスタンダードなものがオススメ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?イタリア語で「ほろ苦い」を表すAmaretto(アマレット)リキュールDISARONNOの歴史について、特に詳しく調べて書いてみました。リキュールの名前からも「恋」というワードが思い浮かぶアマレット。まさかレオナルド・ダ・ヴィンチのお弟子さんの恋物語が始まりだったとは…驚きでした。

強いお酒が苦手な人も、呑ん兵衛さんも、スイーツ好きな人も、いろんな人が楽しめる幅を持つディサローノ・アマレット。スーパーやコンビニでも売っていたりするので、見かけたらぜひお手に取って、自分好みの飲み方を見つけてみてください。最後まで読んでくださってありがとうございました!

ディサローノ・アマレットについてもっと知りたい

★日本のアマレット輸入会社・モンテ物産株式会社のホームページはこちら
★サントリーのディサローノ・アマレットについてのページはこちら

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