見どころ満載のシンガポールで終日観光!の後は美味しいものも食べたいけど、暑さでへばった身体を早く休めたい‥‥‥そんな時はスーパーに立ち寄ってグルメ食材をさっと買って帰りましょう!眠くなったらすぐにベッドへダイブできる気軽さも最高!
今回は、日本とは一風違ったシンガポールのスーパーの様子や、野菜不足になりがちな旅行中に利用したいサラダバー、実際にスーパーの食材のみで催したクリスマスイブパーティー@ホテルの様子などを書いていきたいと思います。
シンガポールのスーパーには、グルメ食材がずらり!
いろいろな国の人が住むシンガポールのスーパーは、東南アジアのローカルフードと洋風の食材が混在しており、日本とは違う雰囲気のラインナップが楽しめます。
写真のように、少し大型のスーパーに行けばフルーツ売り場の面積は恐らく日本の一般的なスーパーの倍以上。その種類の多さは、やはりシンガポールが南の国であることを感じさせます。
シンガポールのスーパーで買いたいおすすめフルーツ
目移りしてしまうほど様々な種類のフルーツが並びますが、シンガポールで食べてほしい、オススメフルーツはスイカ!
え?日本でも食べられるやん…と思ったあなたにこそ食べてほしい~!わたしたちも何気なく朝食のバイキングで食べたスイカがおいしすぎて、スーパーのものを疑い半分で購入したのですが、シンガポールのスイカは何かが違う!
ジューシーで適度に甘く、ミネラルが豊富なスイカはシンガポールの暑さで失われた栄養補給に最適なんです。
今回3週間の滞在中にホテルを4軒梯子しましたが、どこのバイキングでもフルーツの一角には必ずスイカがあるくらい、シンガポールではポピュラーなフルーツなのです。きっとシンガポールの気候がスイカを欲させるのですね…。
きのこのこのこ元気の子
野菜売り場で目に付いたのは、キノコの種類が多いこと!日本産のしめじも売っていますし、マッシュルームはブラウン、ホワイト、産地違い…と種類が特に豊富でした。キノコ好きにはたまらんね。
最近はヘルシーブームで、マッシュルームに負けじと日本のしめじやまいたけの輸出も増えているそうですよ。
「カートにのって回りたい」冷凍食品も充実
恐らく多くの日本人が「海外のスーパーマーケットだな…」と瞬時に分かるこの写真。ご覧のとおり通路の両側に冷凍庫がずら~っと続いています!わたしはRadioheadのFake Plastic treesのMVを思い出しました。たまにちびっこがしてるけど、かごにのって誰かに押してもらって回りたい。
前菜、メイン、パン、パスタ、デザート、スープ…よもや冷凍食品だけで豪華な食卓を演出することも不可能ではありません。ないものはないんじゃないか?と思うくらい種類豊富です。仏映画のブラインド・デートにそんな企みがありましたね。
また、洋食だけではなく、水餃子や小籠包などの小吃、ライスボールなどのアジアン食材もたくさんあってシンガポールらしさには事欠きません。
ウズラの卵もピータンも、なんでもござれの卵売り場
カフェでもホーカーでもレストランでも、たまごを食べない日はないんじゃないかというくらい、シンガポーリアンはたまごをよく食べますが、スーパーにもその食文化は繁栄されています。
海外では日本のように卵を生で食べることはほぼないので、常温で陳列できるという点もありますが、それにしてもこの量と種類…。うずらの卵やピータンなんかも買えちゃいます。
大量に安く買えるとなると品質が心配になる方もいるかもですが、ケージフリーの平飼いがメインで、他にも餌や飼育方法にこだわりがあったりして、安全でおいしいたまごが並んでいるようです。
もはや専門店並みの品ぞろえチーズ&シャルキュトリー
酒飲みに欠かせないチーズも専門店並みの品ぞろえ!しかも日本より安~い!写真を撮り忘れましたが、サラミやソーセージなどの肉類もチーズと同じくらい種類豊富で選びたい放題です。
野菜不足になりがちなシンガポール滞在で試したい「サラダバー」
一通りスーパーの食材コーナーを紹介してきましたが、どれだけ食材が充実していても、旅行者にとって“野菜や果物をホールで買う”のは、ちょっとハードルが高いですよね。
また、私たちのようにホーカー飯が大好き!という方は、「生野菜をモリモリ食べたい」「野菜不足が気になる」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのがこちらのサラダバー!メインの野菜に好きな具材を3種類トッピングしドレッシングを選んでS$4.99(約400円)!
他にメインや前菜がある場合は、1ボウルを2人でシェアしてちょうどよいくらいです。
STEP 1:メインの野菜はサラダほうれん草(Baby Spinach)、ベビーリーフ(Mesclun)、ロメインレタス(Romaine)、ルッコラ(Wild Rocket)の4種類。
STEP 2:トッピングはブロッコリー、にんじん、オニオン、ドライトマト、マッシュルームなど、20種類の野菜類から3つを選びます。ドライフルーツとミックスシーズはなんと無料!
STEP 3:9種類のドレッシングから1つを選べば完成です。
下の段のYummy Extrasの中から、オプションが選べます。S$1~2の追加料金で、チーズやチキン、サーモンなどがトッピングできますよ。
わたしたちが今回チョイスして完成したサラダがコチラ!サラダほうれん草をメインにして、ドライトマト、ブラックオリーブ、ローストベジタブルにフェタチーズを追加トッピングしてみました。ドレッシングはイタリアンで、無料のドライフルーツもたっぷりかけてもらい豪華なサラダに。
通年買える「まるごとローストチキン」はマスト・トライ!
そして…シンガポールでスーパーに行くなら必ず試してもらいたい!どんなスーパーでもよく見かけるこの絵にかいたようなローストチキン!
シンガポールでチキンといえばまず一番に「チキンライス」を思い浮かべますが、私的にチキンライスを上回るのではと思うくらい、このローストチキンが安くてジューシーで美味なんです!
まあ、チキンライスにして美味しい鶏肉は他の料理でも美味しいという方程式は疑う余地もないでしょう。
「スーパーでテイクアウトパーティー」のメインディッシュも、もちろんローストチキン一択!ちょうどこの日はクリスマスイブで、店内のオーブンから次から次へと焼きあがっていました。
見てください、このジューシーなまるごとチキンがなんとS$4.9(約400円)!カーネルおじさんも涙目のコスパよ。
日本ではこういったチキンを食べるのはクリスマスというイメージがありますが、シンガポールではクリスマスに限らず通年食べることができます!丸ごとは大きすぎるなという場合にも、ターキーレッグやチキンステーキなど、手ごろなサイズもありますよ。
まるごとローストチキンさえあればいつでもどこでもパーティー気分!本当にオススメなのでぜひ試してみてくださいね!
スーパーマーケットの食材で Let’s party !
ででどん。はい、本日のパーティーに用いられる食材がこちらの皆様であります。
前菜のサラダS$5.99、海老ワンタンスープS$10.7、メインのローストチキンS$4.90、トリュフ入り(!)チーズS$7.35、スイカ1/4カットS$3.75、フルコースが占めてS$32.19。日本円にして約2,600円!
これね、1人分じゃないのよ、2人分よ。2人分で3,000円行かないってなんなの…毎日クリスマスパーティーできるやん。ホテルの部屋でくつろぎながらこれだけのごちそうを楽しめる、シンガポールのスーパー恐るべし!
包みを開けてテーブルにセッティング!おお、なんだかそれっぽいぞ。
ちなみにこの中で一番高い(チキンの2倍)でっかいエビのワンタンスープ、商品名に嘘偽りはなく、ワンタン一つ一つにぷりっぷりのエビが入っていてめちゃうまだったので、買う価値、あると思います…無類のエビ好きが太鼓判押しておきます。
クリスマスイブだったので、クリスマスカラーのビールで乾杯。セント・ベルナルデュス。このおじさんのいやらしい顔がたまらないよね。
好きな音楽を流しながら、ビールの後はチーズをちびちびつまみながら日本から持ってきたワインも開けて大満足のパーティーでした。「フルコース、もう重いんだよな」「好きなものだけ食べたいんだよな」そんな方は、ホテルでパーティースタイル、オススメです!
食器やカトラリーはどうする?
「テイクアウトするのはいいけど、食器やカトラリー類はどうするの?」と思いますよね。
サービスアパートメントタイプのホテルなら、基本的に食器やカトラリー、調理器具などが備わっていてリビングスペースでゆったり食べることができますが、通常のホテルではちょっと困るかもしれません。
もし出先でカトラリーや食器類が必要になった場合は食材と一緒にスーパーで買ってしまうのも手です。日本とはちょっと違うデザインでお土産にもなります。私たちも以前のパリ旅行で買ったモノプリの食器とカトラリーは安くてデザインも良く、我が家で大活躍しています。
また、フォーク、ナイフ、スプーン、ワインオープナー、折りたためるコップやお皿などはスーツケースに一式放り込んでおくと、旅行先でホテルに買って帰りたいスイーツやワイン、おつまみを見つけた時に便利ですよ。
3本で50g以下。カトラリーセットは「チタン製」で軽いものがオススメ。
今回購入したスーパーマーケットの情報
今回テイクアウトで利用したスーパーは、輸入食材が多く、ヨーロピアンな雰囲気があるマーケットプレイス(Market Place)。タイガービールの記事でもちょこっと触れていますが、オーチャードロードのパラゴンやラッフルズプレイスなど、観光で行きやすい場所に店舗があるので便利です。
店内は落ち着いた内装で広々としています。フルーツや野菜など日本より種類が多く、オーガニックにこだわったコーナーも充実していますよ。
Market Placeだけでなく、シンガポールのスーパーでは、日本では見かけない果物やスイーツ、ローカルフードが作れるお料理キット、調味料、マーライオンクッキーやプロウンロールなどの定番土産まで、比較的安価に、数多く取り揃えています。
ちょっと小腹が空いたとき、時間つぶし、お土産探しに etc. ぜひ魅力的なシンガポールのスーパーに立ち寄ってみてください!