第16回 チャイコフスキー国際コンクールで日本人ピアニスト藤田真央さんが2位
ショパン国際ピアノコンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールに並び、クラシック音楽界での三大コンクールに数えられるチャイコフスキー国際コンクールで、日本人ピアニストの藤田真央(Mao Fujita)さんが、1位のカントロフさんに続き、2位に輝きました。
藤田真央さん本人の受賞後メッセージ
クラシック音楽界、特に欧州のコンクールでは、やはり”東洋人”という国籍はハンデになりがちです。しかし、そんなハンデなんて関係ない!と思わせるような圧巻の演奏、”日本人”であることを一切考えさせない、卓越した技術と20歳とは思えない表現力を兼ね備えた演奏でした。
ファイナルの演奏は日本時間6/28の深夜0時過ぎから始まりました。藤田真央さんの演奏はリアルタイムで中継されたため、動画では日本で応援していた人たちを気遣うやさしさも垣間見せました。
藤田真央さん今後の演奏予定
これからますますの活躍が期待される藤田真央さん。ご本人のツイートから、気になる今後の演奏予定をピックアップしました。
2019/07/06 (土) 第58回ティアラこうとう定期演奏会
指揮:飯守 泰次郎 ピアノ:藤田 真央
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73 「皇帝」
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
2019/08/07 (水) フェスタサマーミューザKAWASAKI2019
指揮:小林研一郎(日本フィルハーモニー交響楽団 桂冠名誉指揮者) ピアノ:藤田真央
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
ベートーヴェン:交響曲 第7番
チャイコフスキー国際コンクールでの受賞を受け、完売になること必須です。