いつも気合を入れて記事を書いてしまう。遅筆改善を図るため、今日から気軽に書ける&読める日々の酒レポを更新していこうと思います。写真もできるだけ撮って出しで頑張ります。
#1「積善」西飯田酒造店
秋晴れの中、お散歩していたらビビッとレーダーにひっかかる酒屋さんを板橋にて発見。店内を物色していると、見慣れないお酒が。取り扱っているのはここ新井屋酒店で4件目という「積善」を試飲させてもらいました。
造り手は長野県にある西飯田酒造店。県内で唯一花酵母を使い酒を醸しているといいます。右からリンゴの花酵母、オシロイバナの花酵母、コスモスの花酵母を使用。
花のように色鮮やかで甘みの立つ香りの良い味わいが共通項。
一升瓶のリンゴの花酵母を使用したものが看板商品だそうで、確かに蜜りんごのような甘さにほんの少しだけ感じる酸のバランスが秀逸。
オシロイバナの酵母を使用しているものは、白くて甘い雪が練乳のようにとろっと口の中で溶けていく。店主は「この中だと一番分かりやすい味」と評していたが、像と結びつきやすいということだろうか。甘美な味。
コスモスの花酵母を使用したものは花の香りは控えめ。ひやおろしらしい含みのある味わいは、一番日本酒然としていて、この中では一番フードフレンドリーに感じた。
「リンゴの四合瓶が入荷されたら連絡をください」と電話番号を残してきた。今日は貴の2017米を使った特別純米ふかまりを購入。品揃えも素晴らしく贔屓にしたいお店に出逢ってしまった。
未だに地元では入手困難という「ほうらいせん」を求めて、愛知から注文が入ることもあるのだそう。
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