今年も秋の純米酒フェスティバルに行ってまいりまして、面白いお酒があったのでご紹介します。
#3 「出汁割り酒」
”岩手の日本酒”といえば、真っ先に名前がでてきてもおかしくない「南部美人」。
この南部美人を醸している(株)南部美人×純米酒フェスティバル主催のフルネットがコラボした熱燗専用酒です。「純米酒」を予め「あご出汁」で割ってから瓶詰しているそうで、もう危険な匂いしかしない。
この日は一人一杯まで試飲ができるということだったのでいただきました。
赤く浮いてるのは七味です。美味しくない訳がないんだ。出汁の旨味と日本酒の旨味のウマウマコンビですもの。
食事との相性も抜群でした。純米酒フェスティバル、今年から日本酒の四合瓶のお土産が廃止になってしまったのですが、財源が厳しいなら出汁割りをお椀に一杯、有料販売したらどうでしょうか。
赤羽の丸健水産で有名な出汁割りですが、最近は日本酒の楽しみ方としてもポピュラーになって来ていますよね。とはいえ自宅で燗はやっても、日本酒を出汁割りにするためにあご出汁をとったり、おでんをつくったりというのはハードルが高い。そこでこの元々ブレンドしてあって、温めればいいだけの出汁割り酒です。
この”もともと割ってある”というのがミソなんでしょうな。日本酒界のエンタイアです。
「出汁割り酒」の販売は11/30まで
送料・税込で3本セット ≪6,000円≫ ~ 年末の宅呑み用にもいいかもしれませんね。
http://www.fullnet.co.jp/dashiwarisake/
寒くなってきたので、出汁割り、飲みたい。