#6 「積善 りんごの花酵母 純米酒」
先日ご紹介した積善の四合瓶が入荷したよと電話があったので新井屋酒店さんまで、お迎えにあがりました。
10月なのに暑い日で、JR板橋から歩いていく道すがらコートを脱ぎ、汗を拭い、喉もカラカラ、すぐにでも開けて飲みたいくらいでしたがぐっと堪えて、家まで持ち帰り一旦は冷蔵庫へ。
この日は忙しく…お医者、酒屋、お昼、家事、次のお仕事の契約、飲み会を全て違う場所でやってきた結果2時間散歩した日よりも歩数が多かったです。
夜。身を清めた後、ウキウキしながら開栓。カリカリ、というスクリューキャップをひねった時の音、そして開けた瞬間、途端に甘酸っぱい香りがふわぁっと広がり、それは2m離れた場所に座っていた彼にも分かるほど。
口に含むとみずみずしい甘さ、最後にツンとした愛らしい酸が舌を刺すのが印象的です。この酸が日本酒にしてはとても珍しいんじゃないかなと、ワインではたまにありますけど。
味のバランスが、本当においしいリンゴを食べているようです。下手にリンゴを買って齧るよりずっといいのでは…リンゴラヴァーの皆さんにもおすすめです。
カステラとかパンナコッタとか素朴な味わいのスイーツと合わせても幸せだろうな…。