カヤジャム食べ比べ第3回は、手ごろな価格でカルディや成城石井で購入できるカヤミラ(Kayamila)のカヤジャムと、言わずと知れた白亜の宮殿ラッフルズホテルのカヤジャムとを食べ比べます!今回は日本にいながら購入できるカヤジャムの食べくらべです。
プチプラと高級品カヤジャムの食べ比べともいえる今回、そのお味に違いはどれだけあるのでしょうか‥‥?
☝カヤジャムについての予備知識やカヤトーストの作り方を知りたい!という方は第1回をぜひご覧ください。
- カルディ : 462円
- 内容量:220g
- スタイル : ハイナン
- ポイント : メイド・イン・シンガポール
関税等の関係で日本で購入すると割高になるカヤジャムですが、カルディや成城石井などで500円前後で手に入れることができます。今回はカルディのオンラインストアで購入しました。
パッケージにはしっかりと「Product of Singapore」のマーライオンマークやハラール認証のマークもついています。ISO、HACCPなどのマークからも、もともと輸出目的で開発された商品かもしれません。
品質はシンガポールのお墨付き、ということで、これで味もよければいうことなしなのですが‥‥お味はいかがでしょうか?
- 現地価格 : 11.90$
- Amazon:2,071円
- 内容量 : 200g
- スタイル : ニョニャ
- ポイント : 無添加
シンガポールのラグジュアリーホテルの中でも知名度No.1 ラッフルズホテル。白亜の宮殿と称される美しい外観がプリントされた丈夫な巾着に入っています。
ラッフルズのブランドを背負うカヤジャムは、シンガポール国内で買えるカヤジャムより2~3倍の価格設定ですが、お土産として大人気。ラッフルズホテルに併設されたギフトショップでは山積みになって売られています。
果たして本当に価格ほどのおいしさが味わえるのでしょうか?見ていきましょう!
カヤジャムの比較スタート!
カヤミラのカヤジャム ラッフルズホテルのカヤジャム
まずはテクスチャをチェック。どちらもスプーンを入れるとすくうというより“掘る”、“削る”といった表現が合うくらい固めです。蜜蝋のような感じで、ラッフルズホテルの方がやや固め。
前回から、カヤトーストを知らない人が、カヤジャムをどうやって食べるだろう?と考えた時に、わざわざホットサンドにはしないよな、と思い、オープンサンドで比較しています。
しかし!カヤジャムの醍醐味(?)でもある冷たいバターの食感が得られないのは何か物足りない!と思い、今回は、こんがり目にトースト→カヤジャムを塗る→カロリー度外視でバターを置くという手順をとりました。
カヤミラのカヤジャムは、マイルドで万人受けする味だなという印象。少し軽めのミルクジャムといった感じでしょうか。
カヤジャムというのがどういうものか知らなくても素直においしいと思える味に落ち着いているのが素晴らしいなと思いました。ハイナンスタイルなので、パンダンリーフの香りは控えめですが、バランスがいいです。
さて、ラッフルズホテルのカヤジャムを食べてみます。カヤミラのカヤジャムがなかなかにおいしかったので、価格の違いがあるのか?あったとしてわたしに分かるのか?という不安もあったのですが‥‥
おいしい‥‥!
テクスチャとは裏腹に、すごくクリーミーでやさしく繊細な味わいなのですが、美味しさもしっかりあって、なんだかこれは今まで食べたカヤジャムの中でも別格でした。
材料も、卵、ココナッツ・エキス、砂糖、パンダンリーフの伝統的でシンプルな4種類のみ。それなのになぜこんなにおいしいのか‥‥。これは噂に違わない、一度食べる価値があるカヤジャムでした。
第3回 カヤジャム食べ比べ まとめ
今回はどちらも価格相応の価値があるカヤジャムでした。カヤミラのジャムも、500円前後でこの味のカヤジャムが食べられるなら、すごくいい商品だと思いますし、ラッフルズも値段の違いが感じられるおいしさでした。
ただ、ラッフルズホテルのカヤジャムは日本で買えるといっても基本的にシンガポールで購入する価格の倍以上してしまうので、よほどあの味が恋しい方か(恋しくなる気持ちが分かるほどおいしいのですが‥‥)、大切な人へのお土産を買うのを忘れてしまった!という人向けだと思います。
第3回までの比較をまとめると、
今回は、日本で購入できるカヤジャムということで食べ比べをしてきましたが、第2回で紹介したヤクンのカヤジャムも現在日本に再上陸したために新宿の店舗で購入ができます!
コロナで日本からシンガポールに行ける日がいつになるか分からない中で、こうして手軽にシンガポールの味が楽しめるのは本当にありがたいなと思いますね‥‥。
いったんカヤジャムの食べ比べシリーズはこの回で終わりですが、また日本でもおいしいカヤジャムを手に入れることができたり、シンガポールに行ける日が来たら更新したいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!