【名古屋】ベルギービールウィークエンド2018 参加レポ 2日目

5/4 ホテルに荷物を預け会場へ。3日はスタンディングスペースにずっといたので、この日はブティックエリアに場所をとることにしました。

本日のブティックビールはこの8種類。

1杯目 ローマン・ブランシュ

朝は曇天で肌寒かったのですが、12時ごろになると日も射しビール日和に。ということで、本日のブティックからローマン・ブランシュをチョイス。

1545年創業のローマン醸造所で、14代に渡り受け継がれてきた方法で造られたという歴史のあるビールですが、ラベルのようにスタイリッシュなスキッとした味わいで、とてもサッパリしています。最初こそ柑橘系の香り、中間部にはクリーミーさが感じられるものの、後味は非常にサラッとしています。後味が消える間際にわずかに感じられる酸味は、乳酸菌発酵の恩恵ということだそうです。

2杯目 リンデマンス・ファロ

お次はリンデマンス・ファロ。ちょうど新しい瓶が開くタイミングだったので、コルクをお土産にもらいました。ビールなのにコルクって珍しいですよね。

昨日の夜のメインブースではSold Outのシールが貼られていましたが人気なのかな?様々な種類のフルーツビールを造っていることで有名なリンデマンス醸造所のランビックビールです。

氷砂糖が加えられているので、味わいはとってもジューシー。ランビックビール=酸っぱくて苦手という方も騙されたと思って飲んでみてください!おいしくて病みつきになってしまうこと間違いなし。

1800年代にベルギーの首都ブリュッセルを中心に流行っていたそうで、肉体労働者の疲労回復ドリンクとしても飲まれていたそうです。暑くて体力を消耗した時にもぴったり!

3杯目 アルフィーク・トリプル・ブリューン

日本初輸入のアルフィーク・トリプル・ブリューン。名古屋会場の他、横浜と日比谷でも飲めます。

エレガントでグーデン・カロルス・クラシックに近い味わいです。とてもバランスが良くて飲みやすい。しっかりめのビールが飲みたい時や、女性の方にもオススメです。なんだか優雅な気分になれます。

ELFIQUE TRIPLE BRUNEと綴り、アルフィークと音だけでは結び付きにくいかもしれませんが、アルフィーク=エルフ(妖精)のという意味です。ラベルにもエルフの横顔が書いてあります。

どうしてエルフなのかな?と思いELFIQUE 公式サイトを覗いてみました。自然保護区にも近いとても美しいロケーションで、確かにエルフが住んでいそうな環境で醸造されています。

また、アルフィークブランドの創立者であるアンドレ・グルレット氏は、ベルギーで初めてのジソロジー(Zythology)というビールの醸造に関する学問の研究者になった人で、真のビールの専門家としてサイトで紹介されていました。

トリプルブリューンはまだサイトには載っていなかったのですが、食事の相性についても深く考えられているそうなので、ぜひフリッツや牛肉の煮込みなどと合わせてみてください!

4杯目 ルプルス・イベルナテュス

続いて、こちらの真っ黒なビールは名古屋限定 ルプルス・イベルナテュス。1日目のルプルス・ブロンドと同じ醸造所です。フルボディタイプということですが、色もさることながら味わいはブラックアイスコーヒー!しっかりとした味わいを感じながらもさっぱりしたい…なんて気分の時にどうぞ。

5杯目 サン・ニトゥーシュ・ブロンシュ と クルティウス

お腹が減ってきたので松坂屋の地下で鳥開の手羽先を買い、ホワイトビールの飲み比べをしてみました。どちらも日本初上陸のサン・ニトゥーシュ・ブロンシュ(左)クルティウスの樽生(右)

写真でもわかるでしょうか?サン・ニトゥーシュ・ブロンシュはルビーグレープフルーツカラーをパステルカラーにしたような色で少し濁っており、最初は柑橘系の香りや甘みがぶわっと口の中に広がるのですが、後味にしっかりコリアンダーシードの独特な苦味が感じられる大変好みな味でした!

ホップの苦味が苦手な方でもパクチーが好きならいける苦さかな?と思います。

クルティウスは樽生ということもあってか、すごくさっぱりとしていて爽やかなおいしさ!ホワイトビールの定番陣に引けを取らない万人受けしそうな味でした。

6 杯目 コメディー・バイオレット

そして、最後にするつもりはなかったけれど最後になってしまったブティック限定のコメディー・バイオレット。フレグランス好きの人におすすめ!と前の記事でも紹介していましたが、本当に香水のようなスミレの香り…ワインで感じるスミレ香とは全く違います!でも香料で香りづけしているわけではなく、本物のスミレの花で香りづけしているので、キツすぎることはありません。女性ならテンションがあがると思います!

炭酸が独特で口の中でぷちぷちと弾けるような食感が楽しく、スミレのジュレを味わっているかのようなほんのりやさしい甘みも、わたしはとても好みでした。スミレの花の砂糖漬けがおいしいと感じられる人は美味しく飲めると思います。

ここで、とてもいい天気だったのに急に雨が降って来てぐっと気温が下がり、出発前の天気予報を信じて薄着だったので寒さに耐えられなくなり泣く泣く退避(涙)。心残りも少しありますが、ベルギービールウィークエンドに足を運び始めて5年目にして初の名古屋会場大満喫!この後は、ヨコイの錦店であんかけスパを食べ、新幹線の時間を早めて帰りました。

来年もまた名古屋にベルギービールを飲みに来れたらと思います!最後まで読んでくださってありがとうございました。