海鮮好きにはたまらないシンガポールのシーフード焼きそば“ホッケンミー”。魚介×豚骨の旨味たっぷりのスープを大きな中華鍋で手早く麺に絡めて、ライム、チリと共に食す人気のローカルフードです。
![ホッケンミーの調理現場](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/ed92957f-4fc6-4646-b0d5-b8c4de6516c9-1024x683.jpg)
中国・福建省の麺料理の文化から生まれたシンガポール料理ホッケンミー(漢字で書くと福建麺)。玉子麺とビーフンなど、2種類の麺をミックスするお店が多いのも特徴です。
今回は、ホッケンミー大好きな私が実際に食べたホッケンミーの味と情報をまとめました。
シンガポールのホッケンミーまとめ
![シンガポールのホッケンミー カトンの名店ゲイランロロン29](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/54ccd2c9-bdd1-4969-ab24-a29355b6594d-1024x683.jpg)
観光地からは少し遠いけれど、シンガポールに来たら必ず食べてほしいゲイラン・ロロン29のホッケンミー。とにかく美味しい。NHKの2度目のシンガポールで紹介されているのを見たのがきっかけで、初シンガポール時に訪問。るるぶやまっぷるなどの観光雑誌でも紹介されています。
![ゲイラン・ロロン29のホッケンミーは具沢山](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/512e2762-d224-4133-ab38-681c666a486c-1024x683.jpg)
小・中・大と大きさがあるのですが、一人なら中、二人なら大をシェアがオススメです。注文するときは値段で頼むとよいでしょう。初めて行った時からその味に感動して、シンガポールに行くときは毎回足を運んでいます。スープ・具材・麺の旨さがそれぞれ絡み合って、思わず頬張ってしまいたくなるおいしさです。
![ゲイラン・ロロン29のホッケンミーのシェフ](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/c023f2e4-ceeb-4f0b-a6b7-d944f3840253-1024x683.jpg)
それからこの人が厨房にいない時には、すぐ傍のビーチ・ロード・プラウン・ヌードル・ハウスに変更するか、再来したほうが良いです。このおじさん以外の人が作ったホッケンミーを食べたら麺の味の馴染み方や全体のバランスが全く違ってがっかりしたことがあります。
わたしが一番おいしいと思うお店で、他のお店のホッケンミーを食べる時の基準になっています。
営業時間:火~日 11:45-21:00 月曜定休
![Nam Sing Hokkien Fried Mee](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/de49fe48-dca9-40e0-9336-8737ff26e63e-1024x683.jpg)
根強いファンが多い、観光客よりもローカルに人気の名店。オールド・エアポート・ロード・フードセンターの中に入っている南星福建炒虾面(ナム・シン・フライド・ホッケン・ミー)。年々味が落ちているといった辛口の口コミもありますが、未だにここがベスト!という方もいます。
![南星福建炒虾面](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/bf206c90-10ae-48ee-9dad-f53118f84984-1024x683.jpg)
名店ということで足を運んで見たのですが、ゲイラン・ロロン29のホッケンミーとは対極の位置にあると思います。玉子麺と共に、刻まれたビーフンがたくさん入っており、独特の食感。味わいはあっさりとしていて、魚介の旨味も控えめですが全体のバランスは良く、軽く何かお腹に入れたい時にはぴったりです(ゲイラン・ロロンはがっつり食べたい時がいい)。
ワンポーションも軽めの盛りなので、お腹が空いているときは大きいサイズを頼む方がいいです。
![南星福建炒虾面の外観](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/d2d2ff0b-5741-49d3-b1df-32a7ff6b89dc-806x1024.jpg)
わたしの好みではなかったですが、オールド・エアポート・ロードには他にも名店が出店しているので、足を運んで実際にお店や食べている人を見て判断するのもアリだと思います。微妙だな~と思ったら、評判の豚モツ煮込みクウェイ・チャップやクウェイティオを試してみては。
営業時間:火~日 10:00-17:00 月曜定休
![Rasapura Masters マリーナベイサンズのホッケンミー Thye Hong タイフォン](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/bdff17bc-8c3f-4e9b-ad97-e61d3bcf389e-1024x683.jpg)
マリーナベイサンズの地下2階、Rasapura Mastersというフードコートに入っている泰豊(タイフォン)というお店のホッケンミー。
![Rasapura Masters マリーナベイサンズのホッケンミー Thye Hong タイフォンの厨房](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/7b86da9e-e5ec-47f8-98a3-2168fb4ecab8-1024x683.jpg)
フードコート内の中にあるとはいえ、大きな中華鍋で一皿一皿スープと絡めて調理してくれるホッケンミーは王道の味。ゲイラン・ロロンと比べると、旨味がもう一押し欲しいところ。
![Rasapura Masters マリーナベイサンズのホッケンミー Thye Hong タイフォンのメニュー2018](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/6d364676-e361-4c85-b907-602e90f40499-1024x683.jpg)
一番小さいお皿で$12~なのでかなり強気の値段ですが(普通のホッケンミーの店はだいたい$5~)、マリーナベイサンズを観光していてランチがしたい時にはいいかもしれません。フードコート自体も約1,000席ほどと大きいのでグループでも利用しやすいです。
オーチャード駅直結のウィスマ・アトリア内にも出店しています。
![Hong Heng Fried Sotong Prawn Noodles 鸿興炒蘇東蝦麵](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/8bc5814b-c8fc-46ae-b71c-d6a2b4ece5e3-1024x683.jpg)
チョンバル・マーケット内にあるミシュラン・ビブグルマン常連のお店です。魚介と豚骨の旨味・強さのバランスが素晴らしいスープは病みつきになるのもうなずけるおいしさ。キュッとライムを絞り、たっぷり添えられたチリと混ぜ混ぜして食べれば、あなたもホッケンミー中毒に。
![Hong Heng Fried Sotong Prawn Noodles 鸿興炒蘇東蝦麵の外観](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/4a208566-b56d-4578-8f23-24b39c21c55b-1024x693.jpg)
ゲイラン・ロロンにわざわざ行くのは遠いな~という人には、ホン・ヘンのホッケンミーをオススメします。シンガポールきってのオシャレ地区なので、街を散策するのも楽しいですよ。
人気店のため、閉店前に売り切れてしまうこともしばしば。ランチ訪問か17時~18時の訪問がオススメです。
営業時間:火~土 11:00-15:00 / 16:30-19:30 日・月定休
![ピープルズ・パーク・フードセンター](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/1289b423-083a-431f-9f25-3fb6680b403b-1024x683.jpg)
最後はこちら。チャイナタウンすぐ、ピープルズパーク・フードセンター内に入っている何の変哲もないホーカーです。
フライド・クウェイ・ティオやキャロット・ケーキ、フライド・オイスターが看板メニューのようですが、ホッケンミーも意外や意外、普通においしく、イケる味(失礼?)。
![ピープルズパークフードセンターのホッケンミー#01-1080](http://yomoyama.me/wp-content/uploads/2020/07/a951f3f5-43e7-451e-9c3c-f7f19bebab2e-1024x669.jpg)
個人的にはオールド・エアポート・ロードのホッケンミーよりずっと好みです。スープにオイスターの旨味も感じられる‥‥‥気がしました(笑)。コスパは抜群だと思います。さとうきびジュースで喉の渇きを癒しつつぺろり。
チャイナタウンで猛烈にホッケンミーが食べたくなった時には、ぜひ試してみてください!
また、シンガポールでホッケンミーを食べることがあったら更新していこうと思います。ホーカーでの食事やローカルフードを楽しむときに持っていると便利なものや、シンガポール観光で欠かせない持ち物についての記事もあるので、よければそちらもご覧ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。