シンガポールのオススメバー「Level 33」マリーナベイの絶景と世界一のビール!

“シンガポールのオススメバー”では、雰囲気やサービスは抜群だけどお値段はリーズナブル、気取らずフレンドリーで「バー」という空間に慣れていなくても安心して楽しめるバーをご紹介しています。

今回は高層ビルの33階という世界一高い場所にあるブリュワリーで作るクラフトビール&マリーナベイを一望する絶景が魅力のバー「Level 33」のご紹介です。

「Level 33」のオススメポイント3つ

ポイント1:マリーナベイのすべてを一望する絶景

とにかくマリーナベイの全てを一望できるそのロケーション!マリーナベイサンズからエスプラネード、フラトンホテルとマーライオンまでのパノラマビューはここでしか体験できません。夜はうっとりと時間を忘れてしまうほどの夜景がデートにもぴったり!

しかも、テラス席はガラス越しではなく、直接この夜景を見ることができます! あまりの開放感に、テラスに出た瞬間、歓声を上げてしまうかもしれません。

ポイント2:「世界一高い場所」でつくられるビール

高層ビルの33階という世界一高い場所で醸造されたクラフトビールは話題性だけではありません。どれも非熱処理&無濾過で提供されるため個性豊かでフレッシュな味わいが楽しめます


マリーナベイの絶景をつまみに涼しい風が吹き抜けるテラスで飲むビールは最高です!

ポイント3:スタンディングからダイニングまで目的に合わせて選べる座席

「バー」といえば薄暗いカウンター席だけの大人な空間をイメージする方も多いかもしれませんが、Level 33では、特別な機会に適したダイニング、気のおけない仲間とシーフードや牡蠣を楽しむのに適したソーシャル、アウトドアで景色を楽しむテラスの3つのカテゴリーがあり、目的や気分で選ぶことができます。

くつろいで食事を楽しむならソーシャルかダイニング、ビール片手に景色を楽しみたいならテラスのスタンディングがオススメです。

「Level 33」体験レポート

それでは実際にLevel 33でクラフトビールと夜景を楽しむまでの流れを見ていきましょう

高層ビルの中に位置するLevel 33の店内へは専用のエレベーターを利用します。店内はスタンディング席からしっかりと食事もできるダイニング席まで、目的に合わせて3つのカテゴリーに分かれいるので、カジュアルな利用も大歓迎!

Level 33 への専用エレベーターの入口

エレベーターを降りると、目の前には醸造タンクがずらり!

Level 33 の専用タンク

オフィスも入っている高層ビルの33階に、こんな大きなタンクが並んでいるのは驚きです。バーではもちろんこのタンクで醸したできたてのクラフトビールを飲むことができます!

受付

「バー」となると、入るときにどんな手続きや会話が必要なのかな?と不安になると思いますが、Level 33はダイニングも併設しているため、基本的にレストランの受付と変わりありません。

まず、予約の有無を確認されます。空いていれば屋内のテーブル席(ダイニング)にも案内してもらえますが、ディナータイムは予約が必須。でも、テラスのスタンディングなら、たいていすぐに案内してもらえますよ。

食事を楽しむならダイニング

一見空いてるように見えてもグループの予約で埋まっていたりします

ただ、オススメポイントにも書きましたが、テラス席では本格的な食事は難しいので、夜景ではなくしっかりと食事を楽しみたい!という方はダイニング席の方が良いでしょう。

料理もおいしい!と評判なので、わたしたちもいつかダイニング席でゆっくり食事を楽しみたいと思っています。

Level 33が初めてならスタンディング一択!

それでもやっぱり、Level 33 はその夜景を見てから出ないと語れません!屋内からはガラス越しにベランダや人を挟んでしか外の景色を見れませんが、テラスは直接マリーナベイの景色が一望できるんです!

テラス席からの夜景

実際に伺ったのは水曜の午後9時くらいでしたが、テラスのスタンディングも結構な混み具合。スタッフの方がなんとか2人分のスペースをつくってくれて、入り込むことができました。

スタッフさんもフレンドリーで、「テーブルがないけど手すりをうまく使ってね」とにこやかな対応をしてくれました。

なお、テラスにもテーブル席があり、5時までのランチタイム、5時半から7時半までのサンセット、8時以降のディナーに分かれていて予約ができます。

ランチタイムは空いていれば予約なしで利用できますが、人気のサンセットとディナーは予約が必須です。予約は☟のChopeというサイトからできます。

参考 Reservation | Level 33 TerraceChope

Level 33 の定番ビールメニュー解説

Level 33 では、ビールは定番の5種類と季節のビール1種類の計6種類を楽しむことができます。

Level 33 ビールの説明

ビールの名前の前の数字“33”はLevel 33の33、“.”の後に続く数字は醸造された順番で、数字が若いほど歴史のあるビールを意味します。

例えば、今から簡単に説明する定番ビールの筆頭を飾る「33.1 Blond Lager」はLevel 33で一番最初に作られたビールです。

33.1 Blond Lager

日本人が「ビール」と聞いた時にイメージする味わいの黄金に輝くラガービール。さわやかで軽く口当たりの良いタイプです。

33.15 India Pale Ale

ホップのアロマと強い苦みですっきりとドライな味わいが楽しめます。日本のクラフトビールシーンでも「IPA」として人気のタイプです。植民地時代のインドにイギリスからビールを船で運ぶ際、品質劣化防止のためホップを多く使用したことが名前の由来です。

33.3 Stout

ローストした麦芽の強い苦みが特徴で、コーヒーとビターチョコレートの香りの余韻が広がります。1703年からアイルランドでつくられている伝統を再現。

33.4 House Porter

ホップのアロマと軽いモルト、チョコレートの香り。“ポーター”とは18世紀のロンドンで流行した違うタイプのビールを混ぜて飲むスタイルのこと。33.4 House Porterは、33.15 India Pale Aleと33.3 Stoutがミックスされたビールです。

33.9 Wheat Beer

小麦のビールで日本では「ヴァイツェン」として有名です。フルーティーで飲みやすく苦みも少なめ、バナナを連想させるフレーバーで、蒸し暑い日や最初の一杯に飲みたいビールです。

ハッピーアワー&テイスティングパドルもオススメ!

Level 33では、ビールの値段が均一設定。さらに、午後8時までのハッピーアワーなら全てのビールをもっとお得に楽しめちゃいます。

Level 33 料金表

OPEN ~ PM 8:00 0.3ℓ S$9.5  0.5ℓ S$14.5
PM 8:00~CLOSE 0.3ℓ S$12.5 0.5ℓ S$17.5
テイスティングパドル 5種類0.1ℓずつ S$23.5

グラスは0.3ℓと0.5ℓから選べます。日本の缶ビールで350mlか500mlかというのを想像すれば注文しやすいですね。


また、そんなに飲めないけどいろいろ試してみたい、どれも美味しそうで選べない、という方には5種類が0.1ℓづつセットになったテイスティングパドルがオススメですよ。

ビール以外のドリンクも充実

Level 33では、クラフトビール以外のドリンクも充実しており、スタンダードなカクテルからLevel 33のビールを使ったビアカクテル、各国からのセレクトワインやウイスキー、ジンなど多くの種類を揃えています。

Level 33 に行くならいつ、誰と?

お昼~夜まで、どんな時間帯でも、マリーナベイの景色とともにクラフトビールが楽しめるLevel 33ですが、もしシンガポールに観光で来られるなら、最終日に、テラスのテーブル席を予約してサンセットディナーとクラフトビールを味わうのはいかがでしょうか。

Level 33 からの夜景
Level 33 からの夜景

マリーナベイの景色が、青空からだんだんと赤い夕焼け色に染まり、ビルに点った明かりがダイヤモンドのように輝く夜景へと変わっていく‥‥。最高の思い出になることは間違いありません。

サンセットのテラス席は、特に人気の時間帯なので、早めの予約がオススメです。☟に直接予約フォームに飛べるリンクを貼っておきます。

参考 Reservation | Level 33 TerraceChope

もしくは、Level33のHP、トップページの下の方の問い合わせ先「Contact Us」内にある黄色い「chope」のロゴをくっりくすると予約フォームになります。

デフォルトは室内の“Social”なので、真ん中の説明にある“Terrace”へのリンクを選んでください。サンセットは午後5時か5時30分開始、7時30分まで利用可能でひとりS$33以上の注文が必要です。

思い出作り&お土産話にももってこいのシンガポールのオススメバー「Level 33」。シンガポールに行かれる際は、ぜひ足を運んでみてくださいね!