まるたや洋菓子店の絶品チーズケーキ

マルタヤパッケージ

静岡県浜松市にある老舗の洋菓子店「まるたや」をご存知ですか?
まるたやといえば、ドライフルーツと爽やかなオレンジピールが混ぜ込まれた生地にコンフレークをまぶして焼いた「あげ潮」というクッキーが古くからの看板商品として人気なのですが、それと同じくらい人気な商品が「チーズケーキ」なのです。

まるたやのチーズケーキはオランダのレシピから生まれた

まるたやのチーズケーキでティータイム

日経新聞でお取り寄せチーズケーキのNo.1に輝いたことから、話題になったこのチーズケーキ。東京オリンピックの頃、オランダ式のチーズケーキのレシピを知人に教えてもらったまるたやのシェフが、試作をつくったことから始まりました。

まるたやのチーズケーキの断面

上からサワークリーム・クリームチーズ・あげ潮の層になっている

チーズケーキの下に敷き詰められた歯触りのいい生地が、もう一つの看板商品「あげ潮」であるということは、まるたやのチーズケーキのファンなら知っている方も多いかもしれませんが、そのきっかけになったのもオランダのレシピに「ケーキの台にクッキー生地を使用する」と書いてあったからだそう。

肝心の味はというと、わたしは口に運んだ瞬間こんなワンシーンが目に浮かびました。レモンの風味がスキッと爽やかなサワークリームが口にぶわっと広がると、おてんばなサワークリームを追いかけるようにして濃厚でマイルドなクリームチーズの甘さがサワーを包み込みます。そしてそんな2人の様子を小さなころからずっと見ていた大樹の如きあげ潮がザクッザクッと祝福する…。

まるたやのチーズケーキを食べて広がる風景

まるたやのチーズケーキを食べた瞬間に生まれるストーリー

味の感想は人それぞれ、個人差があると思いますが、サワークリーム・クリームチーズ・あげ潮の3層が絶妙に口の中で踊り狂い、とてつもなく美味しいことに間違いはない!まるたやの工房では、部分部分で機械の力を取り入れつつも、今でもほとんどの工程を職人さんの手仕事でこなしているそうです。

まるたやの店舗とチーズケーキのお取り寄せ

段々食べたくなってきましたか…?ここまで読んでくださっているということは、食べたくなってきましたよね…私もです。が、残念なことにまるたやの店舗は全5店舗、全て静岡県の浜松市内に集約されています。

県外の人が一番利用しやすいのは、新幹線も止まるJR浜松駅構内にある「メイワンエキマエ店」。8:00~21:00まで営業しているので、出張帰りにフラッと立ち寄れます。店舗ではカット売りでチーズケーキが1つ425円(税別)。

まるたやチーズケーキ1カット

まるたやチーズケーキ1カット 425円(税別)

お取り寄せだとボックスの販売のみで2970円とちょっとお高くなってしまうのですが、それでもいい!食べてみたい!という方は、ぜひお取り寄せをご利用くださいませ。

まるたや洋菓子店のオンラインショップ

サワークリームの層がふわふわとろとろしていて生感があるので、全国配送に至るまでも度重なる苦労があったそうです。お取り寄せだと店舗で買ったものと味が変わったりするのでしょうか?要検証ですね!

まるたやチーズケーキのパッケージ

マルタヤパッケージの女の子

もう一つ、冒頭にも載せたこのイラスト。まるたやチーズケーキの箱に描かれたものをハサミで切ってスキャンして加工したものなのですが、とても可愛らしいですよね。創業者と仲のよかった秋田県出身の建築設計士 山内 泉さんという方がデザインされたもので、お客さんにも社員さんにも「お人形柄」として親しまれているそう。

まるたやチーズケーキのパッケージ飾り

あまりにも可愛かったので、一時期切り取って玄関に飾っていました(笑)。このパッケージの可愛さも人気の一つですね。

マルタヤパッケージ

イラストもそうですが、糸を縫い付けたようなこのフォントもすごく可愛くて、見るたびにニヤニヤテンションがあがってしまいます。

まるたやのチーズケーキ、機会があればぜひ試してみてくださいね。

それでは、また。

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