【今日の酒】#13「甘酒こまち」
飲むだけが”酒”じゃあない(デデドン)。
年末調整のお仕事で紙が山積みになったオフィスに派遣された初日。年末調整の仕事はまず全国各地の拠点から届いた大量の書類の仕分けから始まるわけですが、初日も午後になると、はたと重要なことに気づき始めます。
ハンドクリームを買わないと紙で手が切れて死ぬ…!(死なない)。
紙が湿気を吸い、手の油分を少しずつ奪っていくのですよ…ハンドクリームの必要性を微塵も感じなかった10代のころが懐かしい。
帰宅後早速近所のドラッグストアをウロウロ。店内にはカイロと一緒に保湿系商品がずらりと並び、なんだかすごく冬到来という感じがある。
今年は去年より暖かくて身体がまだまだ冬仕様にはなっていないけれども、もう立冬も過ぎたのだものね…。
ドラッグストアの陳列棚で冬の訪れを知り、しんみりしながらハンドクリームの棚を物色する私。ハンドクリームもいろんな種類があるなぁ。
ジャパニーズローズの香り…定番のワセリン…べたつかないよサラサラタイプ…
主に香りや使用感の謳い文句が並ぶ中、ふと目に留まる”甘酒”の文字。キャッチコピーには「酒造屋さんの杜氏の手のような透明感・つや」。
即 決。
これはもう酒好き女子として買うしかないという謎の使命感に後押しされ、ぽぽぽぽーいとかごの中へ。そうよ!ニッチな商品にはニッチな客がつくのよ!
香りのサンプルがなかったので不安もありましたが、失敗してもいいかと思えるワンコイン価格なのも魅力。
自宅で早速テスト。うっ香りは結構ドギツイ…?
使用感は伸びがよくすぐにサラッとして私の肌には馴染みがよかったです。翌日会社で使用した際も、塗った直後に書類に触っても全く問題ないサラサラ&しっとりな手肌にしてくれて、快適に作業ができました。ありがたやありがたや。
最初はキツイかな?オフィスで使うのは微妙かな?と思っていた香りも、試しに少量塗ってみるとやさしい香りに印象が変わって一安心。テストの時につけすぎたんやで…。
ただ甘酒のような自然な香りというよりも、人工的な香りです。酒粕と米麹エキス由来の穏やかで甘い香りはベースにありますが、それに加えてとっつきやすさを重視したのか?人工的なフルーティーさが折角の良い香りを覆い隠してしまっているような…。
そんなわけで、香りの点では私の好み!というドツボ商品ではありませんでしたが、機能面では申し分なく、満足のいく買い物でした。
まだ冬の手指の相棒を見つけられていない酒好き女子のみなさん、「甘酒こまち」よかったら試してみてくださいね。